Ransomware 2026

ランサムウェア被害のニュースが相次ぐ理由と、個人のPC・スマホでできる備え

2026.10更新 / ShieldRoute編集部
デスクでパソコンのトラブル対応をする様子

東海大学が委託先への攻撃被害により最大19万人超の情報漏洩のおそれがあると公表するなど、2026年もランサムウェア(身代金要求型ウイルス)による被害報道が相次いでいます。「自分は企業じゃないから関係ない」と思われがちですが、個人のPC・スマホも標的になり得ます。この記事では、個人レベルでできる現実的な備えを整理します。

🎯 結論: ランサムウェア対策で最も効果が高いのは「感染しない工夫」より「感染しても困らない状態を作っておくこと」、つまり定期的なバックアップです。

📰 なぜ被害が相次ぐのか

東京商工リサーチのデータを基にしたレポートでは、上場企業による100万件超の個人情報漏洩が2026年に10件発生し、過去最多を更新したとされ、そのうち9件が外部からの不正アクセス・サイバー攻撃が原因だったと報じられています。企業だけでなく、委託先経由で個人の情報が巻き込まれるケースも多く、個人がどれだけ注意していても、利用しているサービス側の被害に巻き込まれる可能性がある点が厄介です。

💾 個人でできる最大の備え=バックアップ

ランサムウェアは端末内のファイルを暗号化し、復旧と引き換えに金銭を要求する攻撃です。感染そのものを100%防ぐことは難しくても、重要なファイルを日頃から端末とは別の場所(クラウドや外付けドライブ)にバックアップしておけば、最悪の場合でも「身代金を払わずに復旧する」選択肢が残ります。

🔑 パスワード管理の観点からの備え

ランサムウェアの侵入経路の一つに、漏洩した認証情報を使った不正ログインがあります。重要なアカウントのパスワードを使い回さず、強固なものに設定しておくことは、ランサムウェア攻撃の入り口を減らすことにもつながります。重要書類やバックアップの保管場所の情報も、パスワードマネージャーの安全なメモで管理しておくと、いざという時に迷わず対応できます。

重要なアカウント情報・復旧手順は、安全な場所にまとめておく。
1Passwordの安全なメモ機能で、バックアップ先や復旧手順も一元管理できます。
公式サイトを見る

✅ 今日からできるチェックリスト

まとめ

ランサムウェアは「感染させない」努力だけでなく、「感染しても失わない」備えが現実的です。バックアップとパスワード管理、この2つを今日から始めましょう。